「お父さんに似た人を選ぶ」は迷信?娘の結婚を左右する、無意識の『愛され基準』と親のカード
結婚をめぐり、お母さまとの関係性で悩んだとき、意外に頼りになるのが「お父さま」の存在です。
お父さまとの関係性はそれぞれのご家庭事情が違いますが「同じ親ではあるけれども」お母さまのような近さゆえの過干渉ではなく、もっと大きな視点でそっと見守ってくださるからです。
一概には言えないけれど
女性はどうしても感情的になりがち、一方で男性は女性とは見えているものが違います。
言葉に出さなくても娘さんを想う気持ちはもちろん同じですし、穏やかにただそこにいてくれていつも通りに振る舞ってくれる、煮詰まった時こそ「いつもと同じ」態度に助けられるものです。
女性はどうしても、お相手の年収やマナー、LINEの頻度といった『目に見える条件』を細かく検品しがちです。
でも、男性(お父さま)が見ているのは、もっと根源的な『その男は、いざという時に娘を支える覚悟があるか』という一点だったりします。
見ているレンズの倍率が、男女で全く違うのですね。
もちろん、お父さまとの関係性はそれぞれのご家庭事情が違います。
『うちは父親を頼れない…』という方もいらっしゃるでしょう。
でも、安心してください。
お父さまでなくても、あなたの周りにある『別の男性の目』を借りる方法も、のちほどお話ししますね。
大事にするお父さんと、無意識の「基準」

お父さんに似た人を選ぶと幸せになれる、は迷信??
こんな言葉を聞いたことはありませんか。
まだ若い娘さん方には「え。。。お父さんと似た人なんていや」と思うこともあるでしょう。
お父さんはあなたが生まれた時から父親ですし、年齢も離れていて会話も合わない、見た目も好みではない、仕事ばっかりして面白みがない、そう考えるのは自然です。
でも、恋愛と結婚は違う。
好きな時だけ、会ったり、遊びに行く相手ではなく生活をともにする日常を共に歩む相手が結婚する男性です。
お父さまが家庭のトップとして外で戦い、家で『いつも通り』にいてくれる安心感。そのお父さまを一歩引いて支えてきたお母さまの姿。そうした家庭内のバランス(No.2としての立ち回り)を、娘さんは無意識に目で見て学んでいるのです。
「家庭に存在する男性としての役目」を最初に目にし、誰よりも慣れ親しんでいるからこそ似たところがあれば結婚後にすんなりと日常生活ができるメリットがあります。
「お父さんに似た人を選ぶ」というより、「結果的にお父さんに似た人を選んでいる」のが本質。
実は私も最初は迷信だと思っていました。何年か経って気づいたのです。
夫のふとした言動を見て「あれ??」「確かこういう人いたな。」と。
初めは似ていないと思っていたのですが生活を共にするうちに「あああ、似ているわ。大丈夫だな。」と密かに微笑んでしまいました。
良くも悪しくも結果的には父親に似たところのある人を選んでいたようです。
考えてみると他人と暮らせるのかすら、不安に思っていた私でしたが不思議とすんなり馴染めたのでした。
お父さんが娘さんを宝物のように大事に育ててくれた家庭ほど、娘さんの中で「男性からの愛され方の基準」が高くなり、少し婚期が遅くなることもあります。
それは決して悪いことではなく、それだけ愛されて育ったという品質証明(自信)です。
お父様はすでに家庭を持ち、職場でのキャリアもある、婚活市場に現れる男性が未熟に見えてしまうのも当然なのです。
関係性が難しかったとしても、諦めなくていい
素晴らしいお父様のもとでお育ちになった娘さんが「おとうさんが基準になってしまって男性を見る目が厳しくなってしまう」と悩む一方、
「お父さんとの関係が難しくて、男性不信になってしまう」と悩む方もいます。
すべての人がお父さんと良い関係なわけではありません。
ご家庭でお父様の存在感や安心感を感じられないまま大人になってしまった場合もあるでしょう。
「どんな親のもとに生まれても、あなたは幸せになっていい。」
お父さんとの関係が難しかったなら、そのカードは使わなくて大丈夫。
その代わりに、あなたの周りにある別の『健全な男性の目』を借りましょう。
お父さんとの関係が難しかった娘さんが陥りやすい「2つの罠」
お父さんからの無条件の愛(安心感)を知らずに育つと、無意識の「男性の基準」がバグを起こしてしまうことがあります。
「よくない人」を、無意識に選んでしまう罠(再現)
不思議なことに、人間は「子供の頃に見慣れた家庭環境」を、大人になっても無意識に再現しようとします。
お父さんが冷たかったり、感情的だったりした場合、娘さんは「私に冷たい男性」と一緒にいる方が、辛いけれど「見慣れた景色」なので、なぜか落ち着いてしまう(=よくない男を引いてしまう)ことがあるのです。
「愛の安売り」をしてしまう罠
お父さんから「そのままのあなたで価値があるよ」と認められた実感が薄いと、男性から少し優しくされたり、逆強く求められたりしただけで、「この人しかいない」とすがりついてしまうことがあります。
自分の価値(品質証明)を低く見積もってしまい、結果的に大切にしてくれない男性を選んでしまうのです。
お父さんとの関係が難しかったなら、そのカードは使わなくて大丈夫。

実の父親から愛されなかったとしても、あなたの価値が下がるわけでは絶対にない
すべての方がお父さまと良い関係だったわけではないでしょう。
私自身は父に恵まれた環境でしたが、だからこそ、そうではない環境で育ち、男性との距離感に人知れず悩んできた方の痛みの深さをお察しします。
もし、お父さまとの関係のせいで『男性を見る目が狂ってしまう』『よくない人ばかり選んでしまう』と苦しんできたなら……どうか安心してください。
そのカードは、これからのあなたの人生にはもう必要ありません。
同僚、いとこ…身近な男性を「味方」につける
日頃、職場で仕事をする中で信頼できる男性はいませんか。
同僚、先輩、後輩など、「この人は安心だ」と思える対象がいれば本当に心強いものです。
振り返ると、私にも「お前なら絶対大丈夫だ、俺が保証する」と言ってくれた既婚の男友達がいました。
当時、その言葉にどれほど救われ、ホッとしたか分かりません。
あのときはありがとう。
男性の目で「検品」してもらう安心感
フラットに話せる男性に、「婚活で出会った彼の印象」をちょっと話してみる。
私たち女性同士(あるいは母娘)だと、つい「条件や細かい気遣い」ばかりが気になってしまいますよね。
ですが男性は、「その男が本当に誠実かどうか」「ピンチの時に逃げない男か」という、女性とは全く違う『本質』の視点で検品してくれます。
もし、信頼できる男性から「あの男、ちょっとやめておいた方がいいぞ」と忠告されたら、一度冷静になってみること。
逆に、「私(娘)に合うのってどんな人だと思う?」と、男性目線の『おすすめのクオリティ』を聞いてみるのもおすすめですよ。。
男性に意見を聞くときは、ぜひ『相談』という形で頼ってみてください。
男性のプライドを上手に立てて味方に引き入れるこの立ち回りは、実は結婚後にパートナーと『頼り、頼られる関係』を築くための、最高の練習(クオリティ・コントロール)にもなるのです。

「信頼できる男性」に会わせる安心感
お付き合いが進んだら、お父さんでも、あるいは信頼できる身近な男性でもいいから、「男の目」で見てもらう機会を作る。
それだけで、お母様も娘さんも、格段に「安心の品質」を手に入れることができます。
お付き合いが順調に進んだら、ぜひ早い段階で、お父さま、あるいはあなたが信頼できる身近な男性(職場の先輩やいとこ、昔からの友人など)に、お相手を「一目合わせる」機会を作ってみてください。
女性同士であれこれ悩むよりも、信頼できる「男の目」に一度通してもらう。
それだけで、お母さまも娘さんも、格段に「安心の品質」を手に入れることができます。
男性を味方につけ、その目線を上手に借りることは、決して恥ずかしいことでも、自立していないことでもありません。
むしろ、これからの人生を賢く、心地よく生き抜くための最高の知恵なのです。

最後に:自分の人生のハンドルを握るあなたへ
お父さまが最高の基準になっている方も、逆にお父さまというカードが使えずに人知れず悩んできた方も、目指すゴールはたった一つです。
それは、お母さまでも、お父さまでも、周りの誰かでもなく、「あなた(娘さん)自身が、自分の人生の主役になって幸せになる」ということ。
たとえ過去にどんな家庭環境があったとしても、あなたの本質的な価値は、一点の傷もない最高級のクオリティのままです。過去のカードに縛られる必要はもうありません。
どんな親のもとに生まれても、あなたは幸せになっていい。
身近な男性たちの温かい目線を味方に引き入れながら、一歩ずつ、安心して「新しい幸せの基準」を築いていってくださいね。
あなたの人生の選択を、私はいつでも一歩引いた特等席から、応援しています。
「結婚後にすんなり馴染める、穏やかで丸くなる男性の特徴」については、メインブログのこちらの記事
でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてみてくださいね。

