婚活に前向きになれない娘の心理を理解する
うちの娘も次の誕生日が来れば30歳、独身のまま、彼氏もいないようだし大丈夫?
結婚する気はないのかしら。
せっかく紹介話が来ても断ってしまう、今のうちなのにもったいない。
結婚適齢期の娘さんが結婚に関心を持って婚活に取り組もうとしない、彼氏がいる様子もない、年齢が上がれば不利になるのに。。。。。。
焦りを感じている親御さまにはご心配なお気持ち、よく理解できます。
ここでは親子という濃い関係だからこそ、娘さんとの関係性がわるくならないように
「婚活に前向きになれない」娘さんの気持ちを理解してあげる必要性と前向きになれるよう、親御さまができそうなことをまとめます。
婚活に前向きになれない時期もある
婚活=結婚を目指す活動に前向きになれない時期は誰にでもあり得ます。
恋愛経験が少なく、男性との会話が苦手だったり、希望していた職種に就けて仕事が楽しすぎて今は考えられない、など
「そろそろ結婚も。。。。。」と考えないわけではないけれど二の足を踏んでしまうこともあります。
初めて婚活しようというタイミングなのか、すでに婚活しているものの、良い出会いがなく、意気消沈しているタイミングなのかにもよりますが
まずは「前向きになれない時期は誰でもある」と知っていただければと思います。
好きな人がいる
今、娘さんには密かに想いを寄せている男性がいる場合があります。
交際していないし、相手の方が未婚なのかもわからない、もしくは叶わない恋とわかっていても諦め切れない、そんな魅力的な男性が身近にいる場合があります。
純粋に「好きな人」の存在はそれだけで単調な毎日を彩ってくれるものでもありますよね。
「夢見るゆめこちゃん」
になっている可能性があります。
最近流行りの「推しがいる」状況にも似ているかもしれません。
交際していた相手との復縁を望んでいる
娘さんは学生時代から長年交際していた彼氏とお別れした経験をお持ちなのかもしれません。
「どうしてもあの人が忘れられない」
「あの人以上の人に出会えると思えない」
そんな男性の存在が娘さんを婚活から遠ざけているのかもしれません。
本当に必要な人ならまた会える
それもウソではありません。
どのような理由でお別れに至ったのか、によります。
きちんと就職していなかったり、女性問題やお金の問題があったとしたら同じ過ちをおかす可能性が大きいです。
結婚と恋愛は違いますから「別れるべくして別れた」相手なのかもしれませんよね。
立ち直れないくらい辛い別れを経験した
いちばん堪える理由かもしれません。
恋愛や結婚を前提とした交際で「お別れ」の経験は最もエネルギーを消耗するものです。
「やっと巡り会えた」
「この人と結婚するだろうな」
と感じたお相手がいらした場合に
「婚約破棄」などの娘さんとお相手男性が個人で解決できたことではなく、家族への挨拶も済ませていたり、結婚式の予約もしていた、
などの「家族や周囲を巻き込む」別離を経験した場合は少しお時間が必要かもしれません。
「個人的なことでみんなに迷惑をかけた」
それを負い目に感じた娘さんが次の出会いに前向きになれないのは当然のことです。
結婚に著しくデメリットを感じてしまった
30歳前後の結婚を迷う年齢になればすでに既婚の友人も増えてきたことでしょう。
先に結婚を経験した友人から結婚生活の悩みを打ち明けられることもありますよね。
当然、みんながキラキラした幸せを享受しているとは限りません。
中には「旦那さんが全く家事をしない」「浮気しているみたいで辛い」「自分の両親と旦那さんとの折り合いが悪い」「旦那さんのお給料が上がらないので独身時代と同じように働き、疲弊している」「自由な時間が足りない」
などの愚痴や悩みを聞くこともあるでしょう。
「結婚する=幸せ」とは言えないことを薄々感じながらも友人たちのナマの声を聴いてみてますます不安になってしまった可能性もあります。
「結婚するメリットって何だろう」
結婚にはデメリットしかないのではないか??と考えてしまっているかもしれません。
結婚以外に今やりたいことがある
「いつか」結婚したいけれど今、結婚以外にやりたいことがある場合も婚活に消極的になる原因の一つです。
「今どうしてもやりたいことがある」
そんな心理状態であれば娘さんに「婚活」とくどくど言ったところで耳に入ってこないでしょう。
適齢期の今、結婚を差し置いて「やりたいこと」とは何でしょうか。
多くの場合は「趣味」や「仕事」に関わることでしょう。
「せっかくやりたい仕事が回ってきたからこのチャンスを逃したくない」
「ここまで極めたことだから師範まで取りたい」
結婚をするとなるとそれまではそこだけに集中できる環境でしたが、他に考えなくてはならないことが増えるので「足かせになる」と考えているかもしれません。
真剣に取り組んで結果を出そう、ライセンスを取ろうとする姿勢は素晴らしいです。
そこまで真剣になれることの存在が娘さん自身の人生をより輝かせることにもなりますのでお母さまは否定せず、「そうなのね」といったんは理解を示しましょう。
「変化すること」が怖い、不安
人生において「結婚する=大きな変化」になります。
結婚は選択肢のひとつになりましたし、「転職」や「引越し」など変化と呼ぶに値する出来事はたくさんありますがその中でも結婚は最も大きな変化になります。
もしかしたら「結婚したらどうなっちゃうの?」と不安や恐れを抱いているのかもしれません。
思えばわたしも不安でした。自分が自分では無くなってしまうのかな、とさえ思いました。
環境の変化は誰でも怖い
結婚に限らず「環境が変わる」ことは誰でも怖いものです。
新しいクラスでお友達はできるかな、転職先に馴染めるかな、周囲の人たちとうまくやれるかな、などと起きてもいないことにあれこれ想像して不安になるのです。
慣れ親しんだところを離れ、新しい環境に身を置くことは「コンフォートゾーン=安心安全の領域」の外に出ることになります。
これはどんな強者でも少なからず、「怖い」と感じるし、それが普通の感覚なのです。
意外と何も変わらなかった
結婚しても意外と何も変わりません。
変わりようがないのです。
30年前後も自分の人生を過ごしてきたら結婚したくらいでは変わりません。
むしろ「さらに自己管理が必要になる」し、「さらに自分の意見や意思が必要になる」場面がたくさんあります。
個人的な感想ですが「あれ??何にも変わってない。わたしのまま、わたしがいて私の色合いがもっと複雑になった」感覚です。
変わらなくていい相手を選ぶ
「今の立場を手放したくない」
「このままこの土地に暮らしたい」
そんな思いがあるのならそれを叶えられる相手を選べばいいのです。
アラサーくらいになればお仕事でも成果を出していてこのまま実績を積んでいきたいと考えたり、住みなれた場所、家族も住んでいるこの土地から離れたくない、
大好きな仲間もできたし、引越しは考えられない、など
「大切にしたい」ものがわかっていればそれに合うお相手に決めればいいのです。
並行して進めると時間を有効に使える
婚活に前向きになれない娘さんにとう対応したらいいかわからずお悩みのお母さまには今現在の娘さんの気持ちをできるだけ理解してあげることが親子関係の構築にもつながります。
ここに記載させていただいた以外にも何か理由があるかもしれません。
穏やかな気持ちで見守りながら、心配でつい、「結婚どうするの??」などと口走ってしまう前にご一読いただけたら幸いです。
そしてあくまでも心を落ち着けたところでこう、切り出してみましょう。
「そうなのね、あなたの気持ちはわかったわ。」
「好きなことややりたいことは諦めなくていいんだよ」
「ただ結婚には旬がある、お母さんも協力するから並行して頑張ってみない??」
娘さん自身の心理状態にも配慮しながらぜひ、婚活とやりたいことを並行して進めてみることをご検討いただければと思います。
お母さまの協力があれば大抵のことは両立できますよ。

