母の日を前に。結婚した娘に『過干渉』と言われないために。元・悩める娘が教える、心地よい距離感の保ち方
心配していた娘がやっと結婚した、良かった、とりあえずホッとした、、、、、とお考えになる親御さまは多くいらっしゃいます。
それでも親御さまから見れば「未熟に見える」娘。
なにかと気になってお世話を焼きたくなってしまうしっかり者のお母さまへ。
もうすぐ母の日ですね。
お子様が小さい頃は、手作りの似顔絵やカーネーションを心待ちにしていたお母様も多いはず。
でも、娘さんが結婚してからの母の日は、『もらう側』から『見守る側』への卒業式のようなものかもしれません。
結婚後の娘さんとの関わりの中で気をつけたいポイントや娘さん夫婦との関わり方を考えてみました。
娘には違いないけれどすでに結婚し、ご主人がいらっしゃるのですから必要以上に干渉したり、探るような行動は避けましょう。

自分の人生という「本業」を持つ
我が子の巣立つまでの長い時間を共に過ごし、泣いたり、笑ったり、苦楽を共にしてきたわけですから簡単に切り替えるのは難しさもあるでしょう。
少しずつ子育てを卒業したことを実感し始めた時からで良いのです。
お母さまこそこれからは自分のために生きていい。
自分の趣味や仕事、コミュニティに熱中してほしい。
今まで自分のことは後回しにして家族優先であったとしたらなおさらです。
心優しい娘さんはそんなお母さまのことを「お母さんは大丈夫かな、寂しくないかな」と思っていますよ。
お母さまが楽しそうに自分の人生を過ごしている姿こそが、娘さんにとって最大の安心というギフトになります。
結婚したご主人の立場を考えた行動を心がけよう
独身だった娘が結婚したことにホッとした反面、「うちの娘は大丈夫だろうか」「うまくやれているだろうか」と心配になる感情はどこの親御さまでも同じのようです。
親御さまの方が人生経験も豊富ですからどこまで行っても「我が子は気になる」ものです。
しかしその気持ちをむき出しにしないほうが賢明です。
新しい家族ができたのですから「信頼して任せよう」そんな思いで見守りましょう。
お母が立派に育て上げた娘さんだから、きっと大丈夫。
彼女が選んだご主人も、お母様の育てた娘が選んだ人なのだから信頼しましょう。
季節のしきたりはご主人の意向に合わせよう
日本には四季折々の行事がたくさんあります。
毎年、毎シーズン、あらゆるイベントごとを事細かに行う家庭もあればそうでない家庭もあり、「やってもやらなくても良い」けれど「毎年やっているから」「先代がやっていたから」で継続してきた行事もあるでしょう。
お母さまは毎年行っていても娘さんのご主人には縁がなかった行事もあるかもしれませんね。
そんなときは迷わず「ご主人の意向」に合わせましょう。
「どちらでも良いのよ」
「あなたたちの好きなようにすると良いよ」
このスタンスでいきましょう。
やってもやらなくてもどちらも正解。
娘さんたち夫婦の意向を尊重する雰囲気があれば娘さんは安心します。
夫婦で立ち寄ったときに親御さまの意向を押し付けない
遠方にお住まいの場合でも年に何回かは夫婦で顔を見せてくれる場合も多いはずです。
とくに「結婚したばかり」の頃の方が夫婦揃って近況報告がてら、食事に行ったり、お茶を飲んで行くことも多いでしょう。
そんなときも気の利くお母さまが先回りをして
「次のお正月は〇〇」「〇〇のときはこうするべき」
などと親御さまの意向を押し付けないことです。
「元気で仲良くやっているのね」「またいつでもおいで」
その程度で十分、お母さまの気持ちは伝わりますし、同行したご主人が安心します。
また、お母さまが一歩引くことで、娘さんが新しい家庭で『妻』としての評価を上げることができるんですよ。
どこからが「干渉」??「干渉しない」具体例
我が子のことはどうしても気になるけれど一貫して「干渉」ではなく、あなたなら大丈夫、と「信頼して任せる」姿勢が大切です。
家族のカタチは多様化。「子供はまだ?」は絶対言わないこと
昭和生まれの親御さま世代がいちばん気をつけたいワードがこれです。
お子さま(お孫さま)の誕生はそれはそれは喜ばしいことですが現代は「家族のカタチ」も多様化しています。
結婚後にお子様を持つか、持たないか、は「個人の選択の自由」があります。
「孫」というワードは禁句リストへ
期待はプレッシャーにしかならないことを心に留めておきましょう。
でももしもそのときが来たら娘さんにとっていちばん頼りになるのがお母さまの存在ですよ。
そっと見守り、お母さま自身が毎日をエンジョイしている姿を見せること、それが娘さんの安心であり、過度な期待から解き放たれて心からの笑顔の日々を送ることができるはずです。
「孫の顔を見たい」というのは昔から変わらない、親御さま、お母さまの願いですが、娘にとっては『今の私を見て』という寂しさに変わることもあります。
新しい家族のペースを尊重することが、一番の応援です。
個人的なことに介入しないこと
お仕事のこと、家庭内の家事分担のこと、に加え、お金のことや身体的なこと、その他他人に開示する必要のない個人的なことに言及するのは控えましょう。
「やっと結婚してホッとしたのに」
「次はなに??」
家族であっても個人の「コンフォートゾーン」に入りすぎてはいけません。
娘さんは立派に巣立ったのです。
「何かあればきっと言ってくるわよね」
良い意味でお互いに自立し、そっと見守ってあげましょう。
お母さまの課題=ご自身の人生を楽しむことが娘さんの安心につながることを忘れないでくださいね。

干渉と信頼の境界線
娘さんが甘えたくなったときのために心のスペースを空けておく
- 干渉: 「今日は何を食べたの?」「掃除はちゃんとしてる?」と、日常の細かい点検をすること。
- 信頼: 「美味しいお菓子を見つけたから送るね。二人で食べてね」と、二人の時間を楽しむための彩りを贈ること。
娘さんに「お母さんに報告しなきゃ(義務)」と思わせるか、「お母さんに会いたいな(喜び)」と思ってもらえるか。
その差は、この「一歩引く勇気」にあるのです。
「自分から」の連絡を8割減らす勇気
娘さんが甘えたくなった時のために、心のスペースを空けておく
少し勇気がいるけれど「娘さんからの「助けて」「聞いて」を待って」見ましょう。
「用事のない電話」は、忙しい娘の時間を検品(チェック)されているように感じさせてしまうことも。
連絡を控えるのは冷たさではなく、娘の自立を信頼している証です。
今年の母の日、娘さんから何かもらうことを期待するのではなく、お母様から娘さんへ『信頼という名の自由』をプレゼントしてみませんか?
お母様がご自身の趣味や時間を楽しみ、キラキラと輝いていること。
実はそれが、結婚した娘さんにとって一番『自分も頑張ろう』と思える、最高の母の日の贈り物になるのです。
母の日を前に
娘さんの人生を心配する代わりに、今日はお母様自身の人生を思いっきり楽しんでみませんか?
「親が幸せでいてくれること」が、娘にとって実は一番の娘孝行であり、何よりの安心材料だったのだと、私自身が娘と母の両方を経験してようやく気づきました。
今年の母の日。娘さんから何かもらうことを心待ちにする代わりに、お母様から娘さんへ**『信頼という名の自由』**をプレゼントしてみませんか?
お母様がご自身の趣味や時間を楽しみ、自分らしくキラキラと輝いていること。
実はそれこそが、結婚した娘さんにとって「私もお母さんのように素敵に年を重ねたい」と思える、最高の贈り物になるはずです。
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一人で抱え込みすぎていませんか?「母娘の関係に悩んだ時の心の整え方」はこちらに綴っています。



娘さんが結婚した後、夫婦がどう変わっていくのかを知っておくことも、心地よい距離感を保つ秘訣です。
例えば、『結婚後に角が取れて円満になる男性の心理』を知っておくと、お母様も安心してお二人を信じて見守れるようになりますよ。
