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いざとなると「寂しさ」を感じるのはどの親も同じ 親自身の心の準備

megumi

結婚が決まる前のお母さまはアラサーになっても彼氏を連れてきたり、結婚を考える気配もない娘さんにヤキモキしていたことでしょう。

私たちが元気なうちに良い相手を見つけてほしい、「良いご縁がありますように」と願っていたはずです。

娘は結婚できるかしら。

一生独身でいてもやっていけるのかしら。

私の育て方が悪かったのかしら。

毎日のようにそんなことを思っていたというのにいざ

「娘が結婚したいと言ってきた」

「会ってほしい人がいると言ってきた」となると

お父さん(ご主人)どうしよう、

「もう、どこにも行かないかと思っていたわ」「やっぱり結婚やめとくわ」と言ってくるかもな

と、「嬉しいしホッとしたけれど寂しい」心境になるものです。

結婚を心から望み、活動を継続していればいつかそのときは来ます。

いざとなると「寂しさ」を感じる心理

今までは娘さんの将来を心配し、ある意味では「心配する=日常」になっていたことでしょう。

とくに娘さんの婚活がうまくいかない時期が長かったとしたらなおさらです。

お母さまの方が「娘の結婚=ゴールであり、目的」になってしまっていたのです。

それは「急に目的がなくなってしまった」ことを意味しています。

目的が達成されると次の目的が見つかるまで抜け殻になってしまうあの感覚と似ています。

寂しさを感じるのはあなただけではない

寂しいと思う感情を受け入れる

子供と持つと生まれたときはずっと一緒にいて泣けばどうして泣いているのか想像し、身の回りのお世話をこなし、大きくなっても小学生くらいまでは1人にするのは心配だし、

体調はいいのか、お友達はいるのか、学校のお勉強についていけているのか、常に子供のことを考えていましたよね。

それが大人になり、学校を卒業し、就職して「ああ良かった」「ホッとした」「これで安心だ」と感じる親御さまがほとんどでしょう。

その後も「我が子に会社の仕事は務まるのか」「簡単に辞めたりしないだろうな?」と気にかけてきたはずです。

しかし「結婚する」「結婚して実家を離れる」となったらどうでしょう。

これまでどんなときも我が子の様子を見守り、気遣い、応援してきた親としては「ぽっかり穴が空いたみたい」という感情になるのです。

今までは「自分の娘」としてあらゆる場面でサポートしてきた娘だけれど

いよいよ「巣立つときが来たのか」

寂しいな。

これはよくある結婚式のシーンで娘さん側のご両親が涙をぬぐう、あのときの心境と同じです。

「娘の成長を嬉しく誇らしく思う反面、自分たちの手から離れていく寂しさ」が涙となって再現されているのです。

つまり、程度の差こそあるもののどの親御さまも同じような気持ちになるのです。

その気持ちになる人はあなただけではない。

周りに同年代の既婚の娘さんをお持ちの友人や同僚、知り合いはいませんか。

皆さん同じ気持ちを乗り越えているはずです。

昭和の結婚も令和の結婚も「いざとなると寂しく感じる」のは同じです。「みんなもそうだったんだ」「それで普通なんだ」ということなのです。

寂しいという気持ちを否定しなくていい

寂しいと思う気持ちはどの親御さまも感じる気持ちであなただけが特別なわけではありません。

我慢したり、いけないことだと思って反省する必要はありません。

「ああ、私にもそのときが来たのね」

と受け入れられるとラクになります。

段々と「寂しいけれど私たちが元気なうちに結婚させることができてよかった」と感じることができるでしょう。

婚活が長くなると「結婚しなかった場合」を考え始める

婚活期間が長くなると娘さん自身の年齢とともに親御さまの年齢も上がってきます。

年齢が上がるほど対象になる男性も少なくなってきますし、親御さまも体力に自信がなくなってきて心細くなってくるのです。

すると「うちの娘はもしかしたら結婚しないかも」と考え始める場合があります。

それも心配だけれど

「娘がずっと家にいてくれるならそれはそれで良いか。」と思うようになります。

そうなってから「いざ結婚する」となるとさらに寂しさが増してしまいますから

娘さんの結婚は「今で良かった」のです。

親御さま自身の人生の楽しみかたを再度考えるチャンス

娘さんの結婚が決まり、巣立つときはいつか来ます。

そのときが来たら産んでからこれまでずっと子供中心に生きてきた親御さまもご自身の今後の人生を考えるチャンスです。

どんなに可愛い我が子もいずれは巣立つときが来ます。

これまでセーブしてきたあなたの好きなお仕事や趣味、旅行、などにも自由に取り組める機会がこれからやってくるのです。

ワクワクしますね。

我が子は可愛いし、心配だし、いつでも助けてあげたいけれど一心同体でいられるのはお腹の中にいる間だけです。

一歩この世界に生まれたらどうにかしてあげたいけれど「見守るしかない」と感じたことは数えきれないほどありますよね。

娘さんが結婚したらますます見守るしかないことばかりですから、親御さまもご自身の人生を楽しむ準備を進めましょう。

お母さまが楽しんでいれば娘さんも安心します。

親御さまは娘さんの人生のラストまでそばにいてあげることは難しい

娘さんの結婚が「今で良かった」その理由はこんなところにもあります。

娘さんと親御さまの年齢差はおそらく25歳から35歳前後のご家庭が多いのではないかと思います。

当然ですが親御さまの方がずっと年上で健康には気をつけていても年齢とともに身体能力は変化していくのが自然の摂理ですから

親御さまは娘さんの人生のラストを見届けることが難しいと考えます。

つまり、「私たちが元気なうちに娘を見守ってくれるしっかりした男性に任せることができて良かった」と考えたら少しだけ寂しさが薄まりますよ。

娘さんの未来の幸せを応援してあげよう

娘さんが結婚しなかった場合、親御さまが元気なうちは良いけれどずっとずっとそばにいてあげることは難しいのです。

それが現実だから

「娘が結婚するときには精一杯、娘の未来の幸せを応援しよう」

婚活中からそんな気持ちで独身の娘さんを見守り、楽しい時間を過ごしていきましょう。

「いつかそのときは来る」のですから親御さま自身も貴重な「娘期間」は今だけなのだから今、このときを大切にしよう、独身でいる間に親子だけの時間を慈しんで過ごそうと考えられると気持ちが軽くなるでしょう。

そして娘さんの未来の幸せを誰よりも願い、応援していこうと心を整えるのです。

親御さまも子育て卒業を祝おう

「我が子の結婚=子育て卒業」でもあります。

娘さん、息子さんに関わらず結婚して自分たちの家庭を持ったということは生まれ育った家(家庭)を離れて自立できたということになります。

就職して金銭的に自立できたときも一つの区切りであり、子育てを終えた感じはあるのですが独り身の娘さんを心配する気持ちは親であれば当然の気持ちです。

そこから「結婚して家庭を持った」

「親である私たち以上に娘を心配し、ともに生きてくれる相手ができた」

となるとこれで本当に「卒業」できたと実感できるでしょう。

これまで色々あったけれど我々も子育てを卒業できた、良かったね、と祝杯をあげましょう。

「娘が結婚したら〇〇でディナーをする」

「夫と、友人と〇〇に旅行に行く」

などのあなたなりの「卒業祝い」を考えておきましょう。

卒業祝いを考える過程が寂しさを埋めてくれることもありますよ。

ABOUT ME
母娘の婚活専門カウンセラー めぐみ
母娘の婚活専門カウンセラー めぐみ
認定婚活カウンセラー
都内の短期大学卒業後、 氷河期時代の就活をなんとかやり過ごし、 親との約束を守り、地元で就職、2回の転職後、結婚。 社内初の産休育休後、復帰、ワーママ中。 様々な経験を経て コロナ禍に改めて自分にできることはなんだろうと模索しながら 気になる情報をキャッチ。 以前から勉強したかった「カウンセリング」分野の資格も取得。 なかでも「婚活がいちばん大変でつらかったけれど自分を成長させてくれた経験だった」と感じ、この経験をシェアすることで 超個人的なことである「婚活」で誰にも聞けない悩みを抱える女性にとって 少しのきっかけ作りができればと考えました。 一つめのサイト https://moonhappinesswater.com/ を手探りながら立ち上げ、運営中。 【保有資格】 認定婚活カウンセラー メンタル心理カウンセラー キャリアカウンセラー 栄養士 医薬品登録販売者
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